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世界はみんな同じなんですね.... [SIDS家族の会]

6月1日から4日まで
パシフィコ横浜
第9回SIDS国際会議が開催されています。












1日から3日までボランティアとあるメッセージを伝えに
連日会場まで足を運んでいました。

↑戸籍に関してですが......
現在、法務関係、日本の歴史及び日本の文化関係に詳しい方で
この意見に賛同してくださる方を探しています。
お心当たりの方はプロフィールのメールアドレスまで御連絡下さい。
もちろん関係者以外で賛同してくださる方のご意見もお待ちしております。
詳しくはここここで。





さて

初日、ちょとだけあるカンファレンスをのぞきました。
国際会議ですので
当然ながらほとんどのカンファレンスは英語で行われます。
私は全く語学力のない人間ですが
スクリーンに映し出される映像とホンノいくつかの単語で
なぁ〜んとなく内容が伝わってきました。

このときは
日本のSIDSで死亡する赤ちゃんが
欧米に比べて少ないのは
同じ部屋に寝室があるからだ
と言うようなことを言っていたような気がします。

添い寝についてはいろいろな問題点や意見も出ていますが.....
地球の動物全てに共通する自然な親子の姿である.....
とこんなお写真で表現されていました。

あ!
でも添い寝をすればこの病気が避けられるわけでは決してありません。
どんなに近くにいても
本当にある日突然
この恐ろしいこの病気で命を奪われる赤ちゃんが多い現実はあるのです。




昨日はボランティアの合間に.........
初めて正式にあるカンファレンスに出席させていただきました。




今回の国際会議で得られたこと。
それは
当たり前のことかもしれませんが......

小さな子を失う哀しみは
日本だけにあることではなく
世界各国全く同じなのだと肌で実感できたことです。

以前
キリスト教では「死を悲しまない」
と聞いたことがあります。
死=天国=神様の元に帰るということだから
喜ばしいことなのだ。
そう、教会で聞いたことがあったのです。


でも......











以下はこのカンファレンスの中で話されていた内容の一部です。

一般的な哀しみの経験を思考的な部分で捉えると.....

なぜ私が? ................................................................why me?
自殺行為への思考 ......................................................thoughts of suicide
決してこの哀しみを乗り越えることはできない .........I'll never get over this
とても怖くて寂しい ...................................................I feel so scared and lonly
集中できない .............................................................I can't concentrate
気がふれてしまいそう ...............................................I think I'm going crazy
コレは現実のことではない ........................................It's not real
気力がない .................................................................I feel numb
幻覚 ...........................................................................Hllucinations
私だったらよかったのに ............................................I wish it had been me

これらは全て私自身が感じたことです。
みな同じなのかと驚きました。

それから
家族の会のブースでは赤ちゃんへの想いを書いた七夕の短冊を飾っています。

ある海外からの参加者に声をかけると
sure!
と笑顔で応じてくれました。
でも
椅子にかけてメッセージを書き出した途端
彼女の目からはポロポロポロポロ涙が溢れて止まらなくなりました。



会期中に
英語で書かれた数々のメッセージ。
英語の苦手な私でも
読んでいるうちに涙がこぼれてきました。








こんな言葉が書かれています。

I wish you was still here with me.


I love y. and oneday we will all meet again!


I wish to hold you again!








少し安心しました。







言葉や習慣や文化は違っても
みんなお母さんの気持ちは同じだとわかったから。









本日4日が最終日です。

会場内の一角にはアロマセラピーを受けられるお部屋もあります。
無料です。
ご興味のある方はぜひお立ち寄り下さい。





















番外私的緊急告知

minaswingのライブが明日青山であります。

プラッサ・オンゼ
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
tel.03-3405-8015
1st stage  20:00〜 
2nd stage 21:30〜
※入れ替え無し

お時間のある方はどうぞお越し下さい。
狭いお店なので事前にお電話でご予約されることをお勧めいたします。


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コメント 9

steel

日本の習慣って良し悪しを問わず、外国の方に感じ取ってもらわないと
自覚できないものって多いですね。
アメリカは確かに子供の寝室っていうのがありました。
個人の尊重の個人って子供の頃から育ててるんですよね。
日本は日本のやり方を築き上げるのがいいのだと思います。
村社会のコミューンっていうのは大切にしていきたいです。
by steel (2006-06-04 11:13) 

miho-rin

英語 不得意なんですが、
最後にかかれたものは わかりました
ホントお母さんの気持ちは一緒なんですね
涙が出てきました
葉ちゃん 今 何してるのかな?
by miho-rin (2006-06-04 12:44) 

mamaru

あーん・・・涙が止まらないよ・・・。
鼻がつーんとしてきました・・・。
ワンフレーズ、ワンフレーズから皆さんの気持ちがこぼれるよう。
七夕様どうか願いを叶えてくださいって思わずにはいられません。
by mamaru (2006-06-04 14:10) 

2日、別件でパシフィコ横浜に行っていただけにしっかり読みました。SIDS、分かりました。こうした取り組み、アングロサクソン文化の強さ、前向きさを思います。ボランティアお疲れ様でした。
by (2006-06-04 17:27) 

まりりん

leafさん、本当にお疲れ様でした.
ママ達の気持ち、ほんとうに胸が詰まります.
同じ空の下で、やっぱり同じ思いなんですよね。
by まりりん (2006-06-05 12:33) 

すいすえみ〜

私も英語は苦手なんだけど、この短冊にこめた願いは、ちゃんと伝わってきました。
この願いが届くことを、願います。
by すいすえみ〜 (2006-06-05 18:43) 

ラムねーさん

何度も何度もコメント入れようとしてはフリーズしちゃってました。
これで何度目のトライかしら???

私はクリスチャンではありませんが、ちょっとプロテスタントの教会にご縁があります。
少なくとも・・・クリスチャンも死を悲しみ、悼みます。

あることがきっかけで、次から次へとご葬儀に出席することになった年がありましたが、涙を流さず、笑って送りましょう、さぁ、笑って笑って!!!!と言っていたのは、ある新興宗教だけでした。
by ラムねーさん (2006-06-06 16:29) 

nako

★ironさん
文化には必ず理由があるし必ずその利点もあるはず。
添い寝にしても
日本ではお布団文化だから生まれてきたことでしょうし.....ね。

★みほさん
そうなんですよね。
みんな同じなんです、やっぱり。
英語の短冊はとっても心にしみました。

★mamaruさん
七夕......晴れるといいですよね。

★yutakamiさん
パシフィコ横浜にいらしていたのですね。
みなとみらいはどんどん変わってきていますね。

★まりりんさん
ホントにそうですね。
みんな一緒だなぁと改めて感じました。

★すいすえみ〜さん
ボランティアでなければ
本当はもっとカンファレンスに出席したかったんですけど....ね。
でもいい経験でした。

★ラムねーさん
そうですよね。
映画で見る限り皆死を悲しんでいるのに
ある教会でそう言われたことがちょっと引っかかっていて.......。
今回はボランティアで参加したことと
実はちょっとトラブルがあったりして
気持ちが落ち着かないまま参加してしまったので
思うようにカンファレンスにも出席できなかったのです。
ホントはこの機会に
もっと海外の方と交流を持って
皆さんの意見も聞いてみたかったなと感じます。
by nako (2006-06-06 17:58) 

nina_day

ちょっと教会のことがちらっとあったので…
キリスト教については、聖書を一度読んでみる事をお薦めします。
人がふたり入れば、そもそも教会を表すとされるのですが
聖書だけは、精霊によって書かれた「神の書物」と、
どこの教会でも言われて、いちおう基本なので、
自分の人生と照らすことがいいと思います。

それに、悲しみを表さない人のことを
心が固いとか、鈍くなっていると言い
オープンに話すよう促す教会もあります。

仏教のお寺さんも、お坊さん次第でさまざまですから
人間はつくづく、完全ではないのだと思います。
by nina_day (2006-06-09 17:14) 

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