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四つ葉のクローバーの探し方 [ママの独り言]

小学校3年の姪がいます。
今年の夏休みの自由研究は「クローバー」なんだそうです。
葉の影響かな.......。
早速色々調べて報告してあげました。

たとえば「四つ葉のクローバーの探し方」

やみくもに探すと無理らしいんです。
一面のクローバー畑の中よりも、
むしろ人通りの多い道端など「人が多く踏みつけそうな所」
というのがポイントなのだそうです。

クローバーは色々な外からのショックが加わることにより、
通常は三つ葉のものが四つ葉の遺伝子に切り替わる可能性が高くなるのだとか。

同じ株からは他にも四つ葉が出やすいので、
もしひとつ見つけたときは、
周囲を良く探すとさらに見つけることが出来るかも知れないそうです。

妹と姪は早速近くの空き地に探しに行きました。
数十分探しても一向に見つかりません。
姪はおもむろにその辺のクローバーをバンバン踏み出したそうです。
「なっ!何するのよぉ!? 四つ葉踏んじゃうかもしれないじゃないっ!」
妹は面食らって叫んだそうですが
姪ときたら
「こうしておけばきっと来年見つかるよ。」

「なんて気の長い。」
私も妹も一瞬呆れました。
でも、なんて真っ直ぐなモノを学ぶ姿勢なんでしょう。

不妊治療ですぐ結果が出なくてイライラして
結局希望が叶わない結果に終わった私。
少しは見習わなくっちゃ。
四つ葉のクローバー。
「幸運のしるし」というものは、
綺麗に必死に花咲くところよりも、
実は足元のすぐ近くにひっそりと有るものなのかもしれないです。
 
クローバーはまだ8月までは充分見ることが出来るそうなので、
皆さんもささやかな「幸運のしるし」探してみては如何でしょうか。
ヨウヨもね。

 


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パワーヨガ [ママの独り言]

今年の春は葉の誕生日も重なったせいか
ずっと体調を崩していました。
健康だけが取り柄だった私が、です。
これではいけないと
近くのフィットネススタジオに通い出しました。

そこに今回パワーヨガのクラスが初めてできたので参加してきました。
最近話題になっているし初めてのクラスなので超満員。
ガラス越しの見学者まで出て先生自身が驚いて苦笑していました。

パワーヨガとは
一般的なヨガに、筋力トレーニング的要素を強化し
より身体強化とそのエクササイズに伴う
集中力の強化をはかるために進化したヨガなのだそうです。

ボディメイク効果だけじゃなく精神的にも安定するとかで、
体にも心にもとっても良さそう。
ホルモンバランスが崩れていた私にはちょうどいいかもしれません。

参加して感じたのは
ポーズをゆっくりでなくスピードをもって行うので、
ポーズそのものは普通のヨガとあまり変わらないけれど体にきつい。
結構いい感じにキツメなのでこれから続けて受けていくつもり。
ヨウヨ、待っててね。



スーパーボディ パワーヨガ キット(パープルマット)

↑便利グッズです。


綺麗なレース [ママの独り言]

夜dada(夫)と散歩をしたとき
こんなものを発見しました。

子どもってみんなそうかもしれないけれど
キラキラしたものやピカピカしたものが大好き。
葉も大好きでした。
天井の蛍光灯なんて飽きずに眺めて
中に虫が溜まっていると(!)指摘してくれました。

↑わかります?真ん中の小さい黒いポッチが閉じこめられた虫です。

六本木ヒルズのオープニングライブで
dada の仕事を初めて見に行ったときも
ステージよりお空のピカピカが嬉しくて上機嫌でした。

この綺麗な蜘蛛の巣。
これも「きれーねぇ!」ってニコニコしてたかな?


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フィットネス [ママの独り言]

今、仕事の合間にフィットネスクラブに通っています。
この春自分でも驚くほど身体がボロボロになり
なんとかしなきゃ、というのが初めたきっかけでした。

私は今神様と【賭け】をしています。
【葉を返してもらう】一大プロジェクトです。
「馬鹿なことを....」
そう思う方が多いのは百も承知です。
まず無事に生めるかどうか、
果たしてその子が葉本人かそうでない子か。
結果はたぶん私にしかわからないと思います。
これは決して思い込みや冗談ではありません。
私は大真面目です。
そう信じることで今やっと普通の生活をしています。
色々な身体の不調も
そう信じているからこそ早く治そうと思えます。

最寄りの駅前のフィットネスは凄いです。
お風呂もサウナもあかすりもマッサージもエステもレストランも完備。
もちろんプール、ゴルフもあってゾーンも広い。
プログラムの種類も半端じゃないです。
エアロビクスはもちろん、もっとハードな
ボディコンバット、ボディステップ、ボディバンプ、ボディアタック。
ヨガ、パワーヨガ、バレエ、太極拳、気功、サルサ、フラダンス、ファンク........。
その他モロモロ......。
昔は強度の違うエアロビだけだったように記憶しているのですが......。
時代なのか会員の平均年齢は結構高いようです。

さて。
むかーし10年程前まではフィットネス通っていました。
4年前、葉を身ごもる前もアイリッシュダンスのクラスに入ったりして
結構定期的に身体を動かしていたのですが........。
ここんとこはサッパリ。

最近思うのは若い頃のように本能で身体を動かせなくなったこと。
頭と身体で相当理解しないと動かない。
しかも頭と身体が上手くリンクしないので
悲しいかなボロボロよたよたです。
子どもの頃はビールマンスピンポーズ(知ってます?)もラクラクだったのに
今じゃ開脚やっと90度って感じです。
あぁこんな大人にだけはなりたくなかったのに.....。
本能で動けるのは慣れ親しんだランニングくらいでしょうか。

でも、もともと体育会系ではあるので
身体を動かすのは気持ちが良いです。
たまたまクリニックの院長先生も
運動を推進している方なので一石二鳥です。

早くヨウヨが戻ってこられますように。
今日もママは行って来たよ。


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おつきさま、あなたはだぁれ? [ママの独り言]

18日は中秋の名月でした。
美しい月でした。

昨日いつも月命日に集まってくれる
ご近所のママたちのひとりからメールが届きました。
そのお宅には葉とほぼ同い年の女の子がいるのですが
彼女がお月様に向かって
「ようく〜ん」
と呼びかけているのだそうです。
で、更に近くで見たいというので
望遠鏡のある近所の施設で行われるお月見会に行ってきたのだそうです。
月やお星様を説明してくれるおじさんに
「ようくんがいたね」
そう嬉しそうにお話ししていたそうです。

この女の子はずっと前から葉はお星様ではなく
お月様だと思っているようです。
ときどき素敵な詞を唱えてくれます。
(ママが側で速記&通訳してくれます)

一緒に遊んでいたのは1歳と2歳のほんの数回。
それでも忘れないでいてくれることに
本当に心から感謝です。
そしてまぶしいくらいに輝いていたお月様にも感謝。
ヨウヨ、かわいい笑顔をありがとう!


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きみはヨウヨ? [ママの独り言]

多分毎年9月末というのは
夏と秋の気温差が激しくなる時期だったのでしょう。
今までは季節の移り変わりの一瞬にすぎなかったのに
昨年の出来事はあまりにも衝撃的すぎました。
お陰でこの急に冷たくなった空気が
肌を通して見事にハッキリと1年前の記憶を呼び起こしてくれます。

この数日間
ちょうど1年前の出来事を
息子の最期の記憶を
日を追って一生懸命にたぐり寄せています。
正直に言って想像していたよりかなりきつい作業です。
つたない文章ではありますが
これを読むことになってしまった人もキツイと思います。
でも私が残しておかなければ他に知る者はいません。
そして何よりもこの作業が今の自分自身のためになるのではないか
そう信じて書いています。

でもどうしても途中で今日のことを書きたくなりました。

昨日から1匹のバッタが我が家に滞在しています。
なんだか細い葉っぱみたいなバッタです。
昨日は階段を上がったり下がったりしていました。
不思議なことにこの範囲を出ていきません。
ウロウロウロウロ。

今日になって........
胸が苦しくてぼぉーとしていたときでした。
伏せていた頭をフト真っ直ぐ上げたその先に細い葉っぱの影が見えました。
よく見ると昨日のバッタです。
葉のいるリビングのカーテンに止まっています。

階段からここまで移動してきたの?.......
ひとりで?

近くで見ようと顔を近づけると.....
ぴョんッ!
私の右の頭に止まりました。
そしてまたぴョんッ!
カーテンに戻ります。
「ママ。ヨウヨここにいるよ。」
そう言われたような気がしました。
少し心があったかくなりました。


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金木犀 [ママの独り言]

金木犀の薫る季節になりました。

葉が生まれてから
我が家には義母にもらった金木犀の鉢植えがありました。
毎年いい香りで楽しませてくれていました。
昨年も黄色い小さな花を咲かせていましたが
葉を連れて帰ってきたとたんに雨と台風で一気に散ってしまいました。
それ以来、
今年は春過ぎから急激に元気をなくし
今では完全に枯れ木になってしまいました。
一か八かで地面に植え替えをしてみました。

葉は春生まれです。
沈丁花と桜の季節です。
私の生まれた季節でもあります。
(予定日は私の誕生日でしたが彼は3日遅れました。)
そして息をひきとったのは秋です。
金木犀の季節。
dadaの生まれた季節でもあります。

沈丁花と金木犀は
もともと私の1番好きな花の香りでした。
だけど今年は金木犀の香りがとても悲しく感じます。
リビングにいっぱい飾られたお花の香りも
いい香りなのになぜか昨年の日々を思い起こさせます。
人間の記憶ってなぜこんなに敏感なのでしょう?

ママの沈丁花の季節に生まれ
dadaの金木犀の季節に行ってしまった葉。

枯れちゃった金木犀。
まだ完全に枯れ切った感じではありません。
一部の枝にはまだ弾力を感じます。
この木を助ける方法
どなたかご存じないでしょうか?


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もったいない [ママの独り言]

葉が亡くなったことをある友人に告げたとき
その人は
「あんなに可愛いのに?もったいないっ!」と言いました。
もったいないって......
物じゃないんだからっ!
チョットとまどいの感情が起きました。

先日訪れてきてくださった方にこんな質問をされました。
そのお宅には女の子と男の子がいます。
弟くんは昨年生まれ、ちょうど1歳です。
彼はやんちゃでキッチンのカウンターに昇るのだそうです。
「えぇっ?カウンターに?」
つまり椅子に昇って、テーブルに昇り、対面式のキッチンカウンターに...。
想像するだけで恐ろしい......。
「葉くんもそうでしたか?男の子ってたいへんですよね。」
私は即答しました。
「うーん。そういうことは一切しない子だった。」

葉は静かでおとなしいお人形みたいな子では決してありません。
走るのが大好き、踊るのが大好き、好き嫌いなく食べるの大好き、
三輪車もサッカーもキャッチボールも大好きです。
親ばかだと言いたい方はおっしゃってください。
しかも上手い!
でもいけないと言われたこと、
危ない!大事!と言われたことはきちんと守れる子でした。
障子紙も興味はあるのに大事だと言われると眺めてるだけでした。
ギターもいつも大事に弾いていました。
集中力は群を抜いてある子でした。
記憶力もかなりあります。
もちろんご飯粒は一粒残さず食べます。

どうも最近
そんな子は案外珍しいんじゃないかという気がしてきました。

もうひとり訪れてくださったあるお母さんが
写真をじっと見つめながらおっしゃいました。
「本当にもったいないわねぇ。」

そうかもしれない。
本当にこんな子はほかにいない。
もしかしたら有名なサッカー選手になったかも。
もしかしたら優れたダンサーになっていたかも。
もしかしたら世界のシェフになっていたかも。
もしかしたら難病を治すドクターになっていたかも。
少なくともママとdadaを超える人間にはなっていた。
(ハードルが低すぎるかもしれないけど......)
本当に、ほんとうにもったいない。

子どもはみんな天才。
大人になるとみんな凡才。
そう言う人も多いけど葉は本物だったかもしれないね。


もったいないの語源・由来

もったいないは「勿体無い」と書きます。
和製漢語「勿体(もったい)」を「無し」で否定した語。
勿体の「重々しさ」「威厳さ」などの意味から、
もったいないは「妥当でない」「不届きだ」といった意味で用いられていました。
転じて「自分には不相応である」という意味になり
「ありがたい」「粗末に扱われて惜しい」など、
もったいないの持つ意味は広がっていきました。
また「勿体」は本来「物体」と書き「もったい」と読むのは呉音。
「物の形」「物のあるべき姿」の意味から派生し、
「重要な部分」「本質的なもの」の意味となりました。
さらに重々しい態度などの意味に派生し、
意味が離れてきたため「物」が省略され、
「勿」という表記で和製漢語の「勿体」が生まれたとされます。
これらの経緯から
「惜しい」といった意味で用いられる「もったいない」は、
「本来あるべき物がない」という意味で原義に戻ったようにも思えますが、
「もったいないおばけが出るぞ」など言われるように、
「神聖な物」「重要な物」を粗末にする意味が含まれるため、
「勿体」の意味が転じた流れによるものと考えられます。


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携帯の電池 [ママの独り言]

今使っている携帯はかれこれもう2年です。

結構長いかも。
いい加減電池の減りがひどくなってきていました。
困ったことに充電用の外部接続端子も壊れています。
修理はできますがデータがすべて消えると言われました。
本当はそろそろ買い換えてもいいのですが
修理ができない&買い換えしたくない理由があります。

葉との思い出がいっぱい詰まった電話だから。

初めて葉がこの携帯電話を手にしたとき
今までのコンパクト型とは一線を引いたデザインだったので
ふたの開け方に四苦八苦していた姿が目に浮かびます。
一瞬壊されそうになり焦りましたが
赤ちゃんでもさすがは人間。
考えます。
誰も教えていないのに回転させて180°オープンさせていました。
すごい!パチパチ!

また
この携帯の着信メロディには
葉の大好きな音楽がいっぱいダウンロードしてあります。
アンパンマンマーチ
ナガネギフラメンコ
プリンプリン物語
ミッフィーとおともだち
とんでったバナナ
ボレロ
star warsの効果音(あ!コレは私の趣味)
などなど......
機嫌が悪いとき
これらの音楽を聴かせると涙はピタッと止まりました。
「かぁい?」(もう一回聞かせて?)
とそれはそれで大変なことになるのですが......
今、改めてこれらの曲をわざわざ聴くことはありませんが
この電話を持ち歩いているとどこか気持ちが安らぐのです。

ドコモでは2年以上同一端末を使った場合
無償で新しい電池をプレゼントしてもらえます。
1契約につき1端末かつ1回のみの提供ですが。

先日その電池が届きました。
もうしばらくママこのケータイ使おうかなっ。


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不思議な女性 [ママの独り言]

先月の27日に出逢ったバッタくん以来
私の周りではちょっと不思議なことが起きていました。
「不思議」
だと私は思っているのですが.....
正直、実は別にどうってことないことなのかもしれません。

でもちょっと聞いていただけますか?
オチはありません。
これは28日におきたお話です。

この日はチョット用事があって外出していました。
家の近くにさしかかったところで
いつも右折する道の2本手前の道を曲がりたくなりました。
その道にさしかかり右をチラっと見たところ.....
100m程先に60〜70代くらいの細身の女性が立っています。
薄いチェリーピンクの長袖のカットソーと黒いパンツ姿。
「おや?」
その女性は、
道のど真ん中(!)に何も持たず(!)両手を優しく脇に添えて(!)た立っています。
背筋が美しく伸びた直立不動(!)の姿勢でこちらを真っ直ぐ見てたたずんでいました。
角を曲がるつもりで進みかけていたものの
なんとなく迷いながら曲がれずに
でもその女性から視線を外せず歩き続けました。
すると
そのまま両手を前に真っ直ぐ添えて
ゆっくり静かにとても丁寧な深いお辞儀をされたのです。
「?」
私は辺りを見渡しました。
でもその周辺に走る車もなければ人もいません。
「私に?」
でも私は彼女を知りません。
結局、曲がるに曲がれず私はそのまま真っ直ぐ通り過ぎてしまいました。

気になります。
でもなんだか曲がれなかった。
だけどやっぱり気になるんです。
急いで次の角を右折し、そのすぐ次の角を右折し右折し.......
彼女の立っている場所のちょうど後ろに出るように足を早めました。
でも。
既に彼女の姿はありませんでした。

なんだか夢を見ているようでした。

もしかしたらもう見えなくなったお客様を
丁寧にお見送りされていただけかもしれません。
でも、
なんだか一瞬ではありましたが
彼女の周りの空気が
普段の日常の騒がしい空間とは少し違うように感じたのです。
何かのバリアで囲まれているような静寂に満ちた近寄りがたい場所。
そんな風に感じていました。
だからちょっとその道を曲がれずに逃げてきてしまったのです。
怖れの気持もちょっぴりあったかも。

その夜、dada(夫)に話したら
「お前もとうとう江原さんみたいになってきたか!」って。
ちがいます。
だって何のメッセージも私には伝わってきていないんだもの。
っていうより、
そもそも彼女は透けて見えていたわけではありません。
念のため。

なのに気になっているんです。
もう1週間以上経つのに。

あの女性は一体どなたにお辞儀をしていたのでしょう。


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