えみるちゃんのちち

かわさき健幸福寿プロジェクトの
第4期表彰式&記念講演に行ってきました。






目的はゲストの風見しんごさんの講演を聞くため。
そして、もし可能であれば..........
直接お会いして、著書【えみるの赤いランドセル】の中で、
当時、子供を亡くした家族の会【小さないのち】で取り組んでいた
電子化された戸籍の件を取り上げてくださったことへの御礼を伝えるため。
その時のお話はこちらから。



ただ、今の時期、
一般人には会わせていただけない可能性が高いかも。
そう思い、念のためににお手紙も用意しました。
葉のペンダントもえみるちゃんの本も持って..........。





開演30分前に現場に到着。
受付で、
以前お仕事で一緒になったことがあるのでご挨拶をさせていただくことは可能か、
もし難しければお手紙を持参したので渡していただくことが可能か、


............と伺うと


なんと、あっさり楽屋に案内してくださいました。
凄い。
あれ？
これもしかして、葉とえみるちゃんの力？




楽屋入口へ通され、
ご挨拶して簡単に自己紹介すると
話の内容から、ちゃんと私が何者か覚えていてくださっていました。
映画【ウルトラマンコスモス】のスタッフであるということも。
もう12年前のことなのに！
本当に【噂の東京マガジン】の出演者＆関係者は凄い。




さて講演が始まりました。




今回は、ご両親の看護のお話だったのですが、
途中でえみるちゃんの事故当日のお話が出てきました。
正直、ご両親のお話よりも生々しくリアルで力強く鮮明でした。
私も同じですが、きっと毎日毎日その光景を思わない日はないのだと思います。
奥さまの「えみる、大丈夫だからね。助けてあげるからね。」
これも全く私と同じ言葉でした。
とにかく親は我が子から様々な気づきをもらうことが多い気がしています。
元気な時はもちろん、
なくなってしまった後であっても、です。
風見さんも涙しながらお話しされていましたが、
私も涙が止まらなくなって困りました。
「がんばるという本当の意味を教えてもらった」
本当にそうだと思いました。





さて........
おまけですが........
講演会が終わり、会場を出てから
私はあることに気付きます。
忘れ物です。



あ。会場だ。



慌てて会場内に戻り、事情をお話しして中に入ると......
ありました！



あぁ......。
でも、なんだかこれ、って.............。



実は、葉はいつも途中で何かなくすと
赤ちゃんであるにも関わらず
私より先に気がついて教えてくれました。
例えばこれとかこれとか........。
そしていつも必ずそれは見つかる！のです。





ヨウヨ......
やっぱり葉も一緒に来てくれていたんだね。
ママ絶対にそうだと思ってた。
ママだけじゃ落し物見つけられないし
えみるちゃんのちちにも会えなかったかもしれないもん。
ヨウヨ......ありと

えみるの赤いランドセル―亡き娘との恩愛の記

• 作者: 風見 しんご
• 出版社/メーカー: 青志社
• 発売日: 2008/01/11
• メディア: 単行本