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マザー・テレサ [cinema]

やっと観ることが出来ました。
映画【マザー・テレサ】

マザー・テレサの名は知っているつもりでしたが
修道院にいた彼女が
インドの貧しい人々の中に入っていくことの
それがいかに困難なことだったか…
この映画を観るまでよく理解していませんでした。
いろいろな困難に遭遇しながらも、
信じる気持ちにゆるぎのない
地に足のついた彼女のシンプルな姿勢は
本当に美しいと思いました。
「戦略は要りません」
「私はシンプルが好きです」
映画の中で登場する彼女の台詞ひとつひとつが胸に響きます。
現在世界中がこの「シンプル」なことができなくて
多くの苦しみや悲しみをさらに産んでいるような気がするからです。

彼女は私たちには真似できない
遠い存在のように感じられますが
彼女がしてきたのは「小さな愛の行い」。
その気持ちや様子がストレートに胸に届きました。

日常のなかでの何気ない出会い。
会った人ひとりひとりを覚えているマザー・テレサ。
(私はなかなか人の名前と顔を覚えられませんが...)
大切なのは「目の前の人」そしてこの「小さな瞬間」なのだということ。
それをあらためて感じさせられました。

彼女の若い頃の写真です。

「日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」(1981年4月、初来日の際)

「若すぎる死です。神様のやり方がわからない」
(1997年9月、ダイアナ元英皇太子妃の死去を知って)

私も葉を連れて行った神様のやり方がまだまだわかりません。











『Letter to Mother 静けさの中で』


nice!(8)  コメント(12) 
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コメント 12

la_vie_en_Rose

カトリック系の学校に通っていたものですから、マザーテレサに関しては沢山のことを教わりました。
【この世で最もしてはならないことは≪無視≫することです】という言葉が強く印象に残っております。。。
by la_vie_en_Rose (2005-09-07 02:32) 

nako

★ la_vie_en_Roseさん
マザーのこと、これからもっと勉強していきたいです。
by nako (2005-09-07 08:07) 

オリビアハセーなんですよね。
高校時代「ロミオとジュリエット」の彼女にあこがれました。
by (2005-09-07 13:39) 

nako

★tanaka-ma3さん
オリビア・ハッセー、相変わらず美しかったです。
でも映画の中ではマザー・テレサに生き写しで
最後はどちらがマザーのお顔だったか混乱するほどでした。
by nako (2005-09-07 14:34) 

comment

わたしも ミッションスール出身です。
マザーテレサは永遠ですね。
そして 世界共通です。
わたしも 日々 教わることが多くあります。
by comment (2005-09-14 07:14) 

nako

★luluさん
「シンプル」なことはいつの時代も世界共通ですね。
by nako (2005-09-14 23:45) 

kobekko

Roseお姉ちゃんも、luluお姉ちゃんも、揃ってる・・・
最近、お二人の顔が並ばないなぁ・・・
by kobekko (2005-12-17 11:42) 

nako

★ボニピンさん
師走は忙しいから.....。
by nako (2005-12-22 14:05) 

マザー・テレサ・・・
実はお会いしてるのです。ガールスカウトの集会におこしになられて。
あの時は、わけも分からず・・・。
今思うと、とても素敵な出会いだったのに。
by (2006-01-01 22:13) 

miho-rin

確かに無視するって一番キツイですよね…
by miho-rin (2006-05-13 19:19) 

ひよこ

マザー・テレサは、優しくて強い方ですね。
マザーの言葉で大好きなものはたくさんありますが、今回、「自分より他人を」を記事にしました。
トラックバックしましたので、気が向いたら読んでください。

Can You keep A Secret?という歌詞から連想するさまざまな格言がリンクされています。
by ひよこ (2006-10-28 09:45) 

nanboyanen

 題 : マザー・テレサさんのこと

 マザー・テレサさんが、初めて、インドの社会に入って行っ
た時は大変でした。
 彼女にあったのは自分の志(こころざし)だけ。
 彼女を受け入れたのは、インドの「ヒンズー教の方たち」で
した。
 彼女の活動のための家を貸し、彼女の活動のための手助けの
人達が駆け付けました。
 元々、マザー・テレサさんのやりたい志の事は「ヒンズー教
の方達はしていました」。
 だから、正確に言えば、「マザー・テレサさんが、志を同じ
くする人たちの中に入って行った」なのです。
 ヒンズー教の方達は、多神教。
 イエス・キリストやマリアもヒンズー教の神々の一人として
いる宗教。
 この様な宗教教義の面からも、マザー・テレサさんもスムー
ズに受け入れられました。
 一神教のキリスト教には「異教徒を殺せ」の教義がある様に、
異教徒を忌む宗教ですので、この様なスムーズな受け入れとは
ならなかったでしょう。
 マザー・テレサさんは、最初、キリスト教からは、まったく、
孤立無援。
 手助けはヒンズー教の方達だけでした。
 彼女が、アメリカの映画の題材にされ、注目されるようにな
って後、キリスト教が、今までは何も彼女に注目せず、手助け
もしなかったが、世界の注目を集める様になってから、彼女と
行動をする様になった。
 今、キリスト教は、彼女を「広告塔」にしていますが、そし
て、ヒンズー教の方達は黙っていますが、真実は、この様な経過
をたどった。
 マザー・テレサさんが「ノーベル平和賞」を受賞しましたが、
同時に「ヒンズー教の方達も受賞すべき」でした。
 ノーベル賞選考委員はキリスト教徒だけ、その点、「お手盛
り」となった。
 インド政府は、彼女が亡くなられた時、国葬として大きな葬儀
を行ないましたが、キリスト教組織にも、この様な、大きな度量
が欲しいところです。
 また、彼女のキリスト教は、ビンズ‐教との共同生活から宗教的
にも影響され、彼女独特のキリスト教となっている。ヒンズー・
キリスト教とか、テレサ・キリスト教と呼ぶべき形となっている。
参考URL: http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /
  URL: http://32983602.at.webry.info/
by nanboyanen (2012-08-05 23:55) 

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