早く寝ようと思っていたのに......

先日、｢もう寝よう｣と思っていたのに
なぜかズルズルと最後まで見てしまった深夜番組があります。








NHK【ETV特集】の再放送。
【醜いもの　美しいこと〜日本画家　松井冬子の試み】


この松井冬子さんという女性。
女優さんでもモデルさんでもありません。
私は初めて知ったのですが、
彼女は、主に幽霊や人体の内臓といった
グロテスクなものを題材に採った作品を発表している日本画家で
昨年、東京芸術大学史上女性初めて
日本画専攻の博士号を取得した才女なのだそうです。





グロテスクな題材の絵というのは自分でも描いていたことがあるので
大して驚きはしなかったのですが、
まず、印象的だったのが作品よりも
彼女の香港女優のように強烈な美貌と力強い目。
それから
見ていて痛くなってくるほどのナルシズム。
インタビュー中の衣装、
それから
作品を制作している間でさえ、ばっちりフルメイクで取材を受けている姿。
まるで専属ヘアメイクとスタイリストを付けてるのかと見紛うほどでした。





懐かしいような憶えのないような........
これだけの自信は一体どこから出てくるのでしょう。
とはいえ、
なんだか、ちょっと鎧を着ているだけの危うい感じもします。
私は、決してこの人のファンになったわけでもなんでもないけれど
ものすごく気になってしまい
結局深夜、番組終了までずっとテレビの前を離れられなくなってしまったのでした。





ヨウヨ......
最近、いろんなことに自信が全くないママ。
彼女パワーのほんの一部でも分けてもらえたら
少しは力がわいてくるかなぁ......。

DUNE (No.31(2006summer))

• 作者:
• 出版社/メーカー: アートデイズ
• 発売日: 2006/07
• メディア: 大型本

コメント 4

美しさならleafママ様も負けてないとおもいますよ。

芸術って芯の部分まではなかなか他人に理解してもらえないから、いっそ自分自身を商品化するほうが自分の作品も見てもらえると本能で悟ってしまったのかしら．．
でも美女に弱いワタクシ、若い頃に知っていたらファンになってしまったかもしれません。
by ここばっち (2008-06-25 06:05) 

★ここばっちさん
なんか凄い迫力でしょう？
こんな人が世の中にはいるもんなんですね.......。
by leaf (2008-06-25 15:55) 

ほお〜〜っ！強烈な美女ですね。叶姉妹の三人目かと思いましたが。才能に裏打ちされた強さも感じますが、こういう声音・喋り方で、ものすごく男性的でサバサバしたキャラなのに、思いがけないところでとっても脆い人を知っています。この方の場合は脆いかどうかはわかりませんが、「天才肌」という言葉がピッタリな感じ。「O嬢の物語」もちょっと彷彿とさせる美女ですね。
by MAWO (2008-06-25 16:46) 

この女性、写真でしか見たことがありませんでしたが、
しゃべり方は外見とギャップがありますね。
　＞ちょっと鎧を着ているだけの危うい感じ
たしかにそんな感じです。化粧は女の戦闘服なのかも（笑）
by チヨロギ (2008-06-26 01:42)