母の気持ち

明日、1月27日【あなたを忘れない】という映画作品が公開されます。

2001年1月26日19時15分
JR新大久保駅で酒によって線路に転落した日本人を助けようとして死亡した
韓国人留学生 故･李秀賢（イ･スヒョン）さんをもとに描かれた作品です。

イ･スヒョンのお母さんが昨年2006年
映画制作前にこんな言葉を残していらっしゃいます。

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夢も多く、やりたい事も多い子でした。
その愛する息子が亡くなってから、もう5年という月日が流れました。

振り返ってみると悪夢の中をさ迷いながらも
多くの方々の心温まるお言葉とお心遣いのお陰で
私共家族はこの苦境を乗り越えることができました。

未だに、道行く幼子を見る度に、
幼い頃の元気な秀賢が重なり、
街で中学生、高校生、軍人や若者を見ては秀賢を思い描く自分に気付き、
俯いて地面に目をそらしても、
顔を見上げれば、また涙が込み上げてきます。

けれど皆様が記憶にとどめて下さる限り、
どんなに歳月が流れても「美しい青年　李秀賢」は、
皆様のお心に永遠に生き続けてくれるとくれることと存じます。

韓日両国の架け橋になりたいという志に生きた秀賢でしたが、
夢を果せずに逝ってしまいました。

その行為に対し、
韓日両国から国家勲章を授与されるという身に余る栄誉を頂きました。

またこの度は、秀賢の２６年という短い生涯を、
大勢の方々の協力によって映画化して頂けると伺い、
戸惑いながらも、嬉しさの余り眠れない夜も過ごしました。

どうか、
この素晴らしい映画が息子の生前に叶える事のできなかった両国の友好促進の夢を実現し、
韓日の大きな架け橋となるように心からお祈り申し上げます。

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今日は公開に先駆けて都内で関係者による特別試写会が開催されます。
その後追悼式が行われます。
私もこれから出席してきます。

子を失った親にとって
子を忘れない人がいてくれることが
何よりもの救いだから

コメント 4

観ていて反日を前面に押し出した映画だと感じました。

最後に「故・李秀賢さん、関根史郎さんにこの映画を捧げます。」とのメッセージが出ましたが、
その勇気ある日本人男性のことは映画では一切触れられていませんでした。
それどころか、日本人は線路に落ちた人を見殺しにしたが、
勇気ある韓国人は犠牲になった、というメッセージが強く込められています。

その他にも、
韓国の家族は仲がいいけど、日本の両親は離婚して父と娘は喧嘩ばかり、とか。
日本男児は兵役がないから韓国人より自立してないし考えが甘い、とか。
日本人は「韓国人」というだけで韓国人を嫌う、とか
by よみくま (2007-01-26 17:14) 

亡くなった大切な人たちは、残された人たちの心の中でいつまでも生きつづけます。
家族はもちろん、その方の生前、深い絆が生まれた人の心の中でも・・・

私はyohyoには会ったことがないけれど(会いたかったな)、こうしてleafさんとお知り合いになれたことで、私の心のどこかにもyohyoの何かがいてくれるように感じます。
by ラムねーさん (2007-01-26 18:10) 

★よみくまさん
はじめまして。
関根さんが作品中で触れられていないことには理由がございます。
27日の記事にアップいたしましたので
もしお時間があればご覧になっていただければと存じます。
by nako (2007-01-27 00:40) 

★Kimballさん
nice!ありがとうございます。

★iitanさん
nice!ありがとうございます。

★SALLYさん
そう言って下さると嬉しいです。
ありがとうございます。

★ナーリーさん
nice!ありがとうございます。
by nako (2007-01-27 00:41)