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インフルエンザと脳症 [小さないのち]

18日土曜日
先日ここここお話しした【インフルエンザと脳症 市民公開フォーラム】
みなとみらいにあるパシフィコ横浜に行ってきました。

夕方NHKのニュースで流れたようですが
ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?

少し早く行ってこの5月にママになる友人とランチ。
彼女は生まれたばっかりの葉によく会いに来てくれていて
しかも葉が大好きだった女性です。
ママと一緒に彼女の結婚式にもご招待されていましたが
残念ながらその数日前に倒れ、
結婚式の当日、葉だけが羽根をつけて飛び立って行ってしまいました。

さて
市民公開フォーラムは会議センター 5階小ホールで行われました。
共催 厚生労働省、インフルエンザ脳症研究班、小さないのち
後援 日本医師会、日本小児学会、日本小児感染症学会、読売新聞東京本社、
   朝日新聞社、NHK
 
今回は昨年11月に定められた
インフルエンザ脳症ガイドライン(1.4MB pdf)の総まとめといってもいいかもしれません。
私が作成させてもらったグリーフカードもその一環です。

会が始まる前にインフルエンザ脳症について研究をされている
岡山大学院医歯薬学総合研究科小児医科学の森島先生にお会いしました。
2004年11月葉を亡くしてまだ間もないときに始めてお逢いして以来です。
お忙しい方なのに私たちの質問に丁寧に応えてくださる
とっても頼りになる小児科の先生です。

当時からずっと質問したいことがひとつありました。

もし、葉が倒れる直前にタイムスリップし
今後このような恐ろしい事態が起きると予め知っていた場合
森島先生の元に連れて行ったとしたら
一体何ができたでしょう?救えたでしょうか?

今なら...
メチルプレドニゾロン・パルス療法とγ-グロブリンの投与を行います、
そうおっしゃいました。
これは現在インフルエンザ脳症になった子どもたちに
大いに効果を発揮しつつあるお薬なのだそうです。
まだ研究は必要だし
他の脳症に効き目があるかどうかはわからないけれど.......
ということでした。

18日現在
関東地区ではあまりインフルエンザが流行していないということで
出席者の人数は会場を埋めるほどというわけではありませんでした。

この講座の詳細は
ぜひ多くの方々に知っていただきたい内容なので
折をみて具体的にお伝えしていけるといいのですが......。


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コメント 3

ラムねーさん

医学は日々進歩しています。
昨日救えなかった命が、今日は救える、という時代なんですね。

そういえば、インフルエンザ・・・
危惧したほどにははやらなかったんですね。
余りの寒さに、ウィルスすら震え上がっちゃったんでしょうか???
by ラムねーさん (2006-02-19 17:53) 

まりりん

関西在住のため参加できず残念です.
by まりりん (2006-02-19 18:42) 

nako

★ラムねーさん
本当にまだまだ寒いですね。
医学の進歩.........
ゆっくりではありますが少しずつ歩んでいるようです。
でも葉の病気が救える日は一体いつ来るのでしょうか?
私が生きている間に来るのかなぁ。

★まりりんさん
内容をおおざっぱではありますが記事に掲載します。
数日間に渡ると思いますが
よろしければ読んでみて下さいね。
by nako (2006-02-21 11:08) 

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