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不思議な女性 [ママの独り言]

先月の27日に出逢ったバッタくん以来
私の周りではちょっと不思議なことが起きていました。
「不思議」
だと私は思っているのですが.....
正直、実は別にどうってことないことなのかもしれません。

でもちょっと聞いていただけますか?
オチはありません。
これは28日におきたお話です。

この日はチョット用事があって外出していました。
家の近くにさしかかったところで
いつも右折する道の2本手前の道を曲がりたくなりました。
その道にさしかかり右をチラっと見たところ.....
100m程先に60〜70代くらいの細身の女性が立っています。
薄いチェリーピンクの長袖のカットソーと黒いパンツ姿。
「おや?」
その女性は、
道のど真ん中(!)に何も持たず(!)両手を優しく脇に添えて(!)た立っています。
背筋が美しく伸びた直立不動(!)の姿勢でこちらを真っ直ぐ見てたたずんでいました。
角を曲がるつもりで進みかけていたものの
なんとなく迷いながら曲がれずに
でもその女性から視線を外せず歩き続けました。
すると
そのまま両手を前に真っ直ぐ添えて
ゆっくり静かにとても丁寧な深いお辞儀をされたのです。
「?」
私は辺りを見渡しました。
でもその周辺に走る車もなければ人もいません。
「私に?」
でも私は彼女を知りません。
結局、曲がるに曲がれず私はそのまま真っ直ぐ通り過ぎてしまいました。

気になります。
でもなんだか曲がれなかった。
だけどやっぱり気になるんです。
急いで次の角を右折し、そのすぐ次の角を右折し右折し.......
彼女の立っている場所のちょうど後ろに出るように足を早めました。
でも。
既に彼女の姿はありませんでした。

なんだか夢を見ているようでした。

もしかしたらもう見えなくなったお客様を
丁寧にお見送りされていただけかもしれません。
でも、
なんだか一瞬ではありましたが
彼女の周りの空気が
普段の日常の騒がしい空間とは少し違うように感じたのです。
何かのバリアで囲まれているような静寂に満ちた近寄りがたい場所。
そんな風に感じていました。
だからちょっとその道を曲がれずに逃げてきてしまったのです。
怖れの気持もちょっぴりあったかも。

その夜、dada(夫)に話したら
「お前もとうとう江原さんみたいになってきたか!」って。
ちがいます。
だって何のメッセージも私には伝わってきていないんだもの。
っていうより、
そもそも彼女は透けて見えていたわけではありません。
念のため。

なのに気になっているんです。
もう1週間以上経つのに。

あの女性は一体どなたにお辞儀をしていたのでしょう。


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コメント 7

すいすえみ〜

なんだか、私が見た、雨の中にたたずむ犬と、
そのおばあさんが、重なって見えます・・・。
きっと、とても大事な人を見送っていたんですね~。
姿が見えなくなっても、ずっと・・・。
by すいすえみ〜 (2005-10-08 13:30) 

azuki

不思議なことってあるみたいですね。私は、叔父が亡くなった時間に(夜中寝ていました)体が熱くなって目が覚めました。叔父は火事で亡くなりました・・・。
by azuki (2005-10-08 21:36) 

yulala

ホントに不思議ですね・・・。
私は、今年の6月29日に突然天国に逝ってしまった
実家で飼っていた愛犬マックス(ビーグル犬)が、お盆に帰ってきたことを
感じました。
8月13日、いつも通りに実家にふらっと行ったとき、門扉を開けるとマックスの
『くひぃぃん』という甘えた声を聞きました。
私が遊びに行くといつも足元に絡みつきながら出していた声です。
母に話すと、母も、マックスの声をそこで聞いたと言っていました。
お盆に帰ってきたんだね、マックス。
マックスなら、ずっとここにいててもいいんだよ。。
私の不思議体験談でした。
長くなってすみません。。
by yulala (2005-10-08 22:23) 

ayaking

leafさんが今、感じたことをそのまんまでいいのではないでしょうか?
きっとそう感じることを感じさせたくてその方は現れたと思います。

不思議なこと、本当のことですよ。
dadaの「江原さん」ってのも笑えましたが、きっとそのときは江原さんの視点だったと思いますよ。
by ayaking (2005-10-08 23:23) 

U3

 むかし新宿駅で知らない人に「久し振りだね~」と声を掛けられました。わたしにはまったく見覚えのない人でしたので、「失礼ですがどちら様でしょうか。忘れていたのなら申し訳ないのですがわたしはあなたのことが分らないのですが。」と答えたら相手は「○×じゃないの?」と聞いて来たので「いいえ」とお答えいたしました。更に「○×冗談言うなよ。久し振りに会ったんだから飲みに行こうぜ」と言って来たので、「わたしは帰宅を急いでいるし、お酒は下戸で飲めないんですよ。では失礼。」と言ってその場を離れました。でも彼は本気でわたしを○×だと信じて居たようでした。
by U3 (2005-10-09 02:13) 

nako

★すいすえみ〜さん
私も雨の中にたたずむ白いわんちゃんのお話を読んで
ちょっとどきっとしました。

★azukiさん
見えない力ってやっぱりあるのですね。

★yulalaさん
お盆ってやっぱり帰ってきてくれているんですね。
葉の不思議話、実はいっぱいあるんです。
また追々書かせてもらいますね。

★ayakingさん
不思議と感じる何かを感じる見えない力。
葉の涙のように科学では証明できないこと
この世の中にはいっぱいあるのかもしれませんよね。

★ブラウンパパさん
あっ!そーかーぁ!
人違いでお辞儀をされてたのかぁ!
今まで考えつきませんでした。
だって直立不動で何かを待っているようにたたずむ姿が
少し日常の雰囲気と違っていたから........。
そういえば......(長くなりますが)
私も先日知らない男性に
「おはようございます!」と声をかけられました。
仕事上顔を覚えきれない方がたくさんいます。
「あのぉどちらの....?」と聞き返しますと
一瞬間があって......
「あまりに綺麗だったので声をかけたかったんです!」
ほぉっ〜!日本人にしちゃ気が利いている!
別に私は綺麗でも何でもありません。
その辺の美意識は職業上持っているつもりです。
でも「間違えました」よりは相手をみょーな気分にさせますね。
煙に巻かれたようなくすぐったいような.....。
今後の心のハプニングマニュアルメモに記録しました。
【いただき♪】
by nako (2005-10-09 09:42) 

miho-rin

一気に大変な時のブログを読ませていただきました
コメントもナイスも置けなかった気の小さい私です
涙が止まらなくて止まらなくて…
ごめんなさいね
もしかして その不思議な方は 
葉ちゃんが見えていたんじゃないでしょうか
そして 天使になった葉ちゃんに お辞儀をした
きっと 天使の中でも ぴかいちの天使さんだったんでしょうね
by miho-rin (2006-05-14 16:36) 

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