待合室で

今日も早朝からクリニックに行ってきました。










何とか昨日まで芳しくなかったホルモン値が上がってきたので
取りあえず採卵予定の準備に入りました。
良かった。



私がこのクリニックに通い始めたのは
葉がなくなって1年経った2005年の年末。
その当時は、
一緒に来ている小さな子を見るだけで
ただただ涙がいっぱいになって
待合室でずっとタオルを握りしめている日々が続きました。



あれから4年。
少しずつ防御策を覚えて
小さなお子さんがいるときは
なるべく視野に入れないように
意識の外に放り込むようにし
待合室で泣くこともほとんどなくなりました。





ところが......





今日は、新年最初の平日とあって結構混んでいました。
小さな子ども連れもいっぱい。
トコトコひとりで歩き回る子もいて
お母さんが名前を呼んで注意しています。
同じ2歳くらいの子ども同士がコミュニケーションをとっています。
不覚にも私はそこで、
葉と一緒に耳鼻科や小児科に行った頃のことを思い出してしまいました。
｢ヨウヨ！｣
よく名前を呼んで注意していたなぁ。
でも、次の瞬間

そう言って注意することも、
葉がここにいる子たちと遊ぶことも
今はもうないんだ。

それに気付いたとたんに、
目から涙がいっぱいこぼれ落ちていました。




必死で顔を隠そうとしているときに
ナースと今後のスケジュールをお話しするお部屋に呼ばれた私。
すっかり泣き顔がばれてしまいました。
でも、自分に子どもができないから
子どもたちを見て悔しくて泣き出した....
なんていう風に思われたくはなかったので
同じくらいの年齢だった葉の話をしたところ
静かにティッシュを取ってくださり｢頑張りましょうね｣と声を掛けてくれました。
ありがとう。




ヨウヨ......
明後日、どうかいいタマゴが採れますように。

コメント 4

どうかどうか、いいタマゴが採れますように。
by さかした。 (2009-01-06 12:17) 

ほんとに、いいタマゴが採れますように。

by まっすん (2009-01-06 23:26) 

私からも…！
いいタマゴが採れますように！
by マーキュリー (2009-01-06 23:57) 

どうか、どうか、どうか、いい卵ちゃんが、とれますように。

by チャン (2009-01-10 22:30)