ひーくん

またひとり
近所の葉のお友だちがお引っ越ししてしまいました。

葉より4つ上の女の子と2つ上の男の子のいたおうち。
葉と一緒に遊ぶことはあまりなかったのですが
私にとっては葉の可愛い大事なおともだちでした。
ふたりともとてもやさしい子だったし
特に男の子のほうは
1歳の葉がはじめて名前を覚えたおともだちでもあったからです。

ただ......

覚えた....といってもその辺のニュアンスが難しくて.......
個人のお名前としてではなく
おともだち＝【ひーくん♥】

つまりどのおともだちも
小さい子はみ〜んな【ひーくん】だと思っていたみたい:-)
大人の男性をみんな【パパ】と呼んでいたように(-_-;)

だけど、
だんだん名前と人や物の関係を理解しはじめている。
そんなわずかな我が子の成長を肌で感じることが
親として毎日ほんとうにほんとうに幸せでした。

葉を喪ったとき
家事がほとんどできなかった私に
ひーくんのママは美味しいごはんを作って届けてくれました。
いっぱいいっぱい御礼を言いたかったのに
なかなかそのき持ちの全てを伝えることができなかったように思います。
新しい出発をされるひーくんのママ。
きっときっと幸せになりますように。

最後にとっても嬉しい言葉を残して下さいました。

葉くんこと絶対忘れないから。

トラックが去って
ぴちっと閉まったおうちの窓やドアが寂しいです。

ひーくんのママからいただいたお引越のごあいさつ。

とっても可愛いから葉にあげるね。
戻ってきたら使おうね。

コメント 3

春は新生活の季節で離れていまう方がいるのは淋しいですね。
「葉くんのこと絶対忘れないから」
本当に嬉しい言葉ですね。
by (2007-03-27 15:39) 

葉くんのたくさんのお写真を見させていただいて、
私の心にも葉くんがしっかりと生きています。
by ちかあき (2007-03-27 19:06) 

春は出逢いと別れの季節。子供のことを知っている人が去ってゆくのはとても悲しいですね。私どももこれから経験することと思います。

また、私ども家族が見知らぬ土地へ移ることがあるかもしれません。そうなった時は、家族以外に亡くなった子供の事を話できなくなります。

とてもつらいことです。
by カズン (2007-03-28 20:29)